エネルギーバンパイア夫婦のどちらかがエネルギーを吸う
エネルギーバンパイアの夫婦の場合、夫か妻のどちらかが配偶者のエネルギーを吸います。
配偶者がエネルギーバンパイアの場合、なにかにつけて嫌味を言ったり、あえて反対のことをして怒らせるのです。吸われる側は不調をきたして、やがて気分が優れなくなって体調をくずしやすくなってしまいます。
すると、吸われた側も当然生きていくためにエネルギーを求めます。吸った方の配偶者から吸おうとするので、口論やケンカが絶えなくなります。
いつも険悪な雰囲気になってしまったり、家庭内がギスギスと冷たくなります。お互いに気遣ってほしいと思うようになるほど、心の余裕も失われていきます。
長年連れ添っていると、「一緒に空気を吸うのも嫌だ」と熟年離婚に至るケースも見受けられます。このように、配偶者がエネルギーバンパイアの場合、家庭内も夫婦関係も不和になりやすいのです。
エネルギーバンパイア夫婦を巻き込んだ家族問題
では、なぜ配偶者がエネルギーバンパイアになるのでしょうか?
その原因は、配偶者の家族にあります。配偶者がエネルギーバンパイアの場合、配偶者の親がエネルギーバンパイアであることが非常に多いのです。
エネルギーバンパイアは遺伝するものではありません。しかし、吸われたエネルギーをどこかで補給しようとすると、自分より弱い立場の人間が標的にされます。それが妻であったり、夫なのです。
結婚するまでは親から吸われていたエネルギーを、結婚後は配偶者から奪うようになるのです。子供を授かれば今度は家族間でエネルギーの奪い合いになる恐れがあります。
エネルギーバンパイア夫婦の子供はどうなるか
エネルギーバンパイアの夫婦が親になると、子供は悲惨です。
夫婦間の仲の悪さや異常な関係を見続けて、人見知りになったり人間不信に至ることもあります。エネルギーを奪い合う夫婦の場合、たいていコミュニケーションが滞っています。
すると、子供は夫婦の仲介役にされることがあります。子供は板挟みになり、いつのまにか夫婦からエネルギーを奪われることもしばしばあります。
また、父親が母親の話を聞かなかったり、ぞんざいな態度を示す場合もあります。
そのときは子供が母親の愚痴を聴くことになり、エネルギーを奪われます。夫は妻から奪い、妻は子供からエネルギーを奪うという構図ができあがってしまうのです。
エネルギーバンパイア夫婦は相性より因果の問題
エネルギーバンパイアは後天的なもので、環境要因が占めています。
家系をたどれば、親がバンパイアで、そのまた親もバンパイアという連鎖が続いてます。どこかで悪い流れを止めなければ、子々孫々まで影響を及ぼすことは言うまでもありません。
これは一種の悪業ですから、気付いた人がなんとかするしかないのです。エネルギーバンパイアの夫婦は、相性の善し悪しではかれる問題ではなく、因果応報なのです。
「なんでこんな人と結婚したんだろう」と嘆きたくなることもあるでしょう。
しかし、自分も同じ業を持っていたために、夫婦になったのです。これはあなたが、夫婦で、家族で、悪業の流れを断ち切らなければいけないのです。
エネルギーバンパイア夫婦の近隣住民に注意する
エネルギーバンパイアは不平不満、批判、愚痴を言う傾向があります。しかし、住宅街ともなると逃げ場所が書き限られてしまうので、注意したいところです。
近隣に住む人の場合、裏表の顔の落差が大きい人もいます。にこにこしている柔軟な人かと思えば、陰口を叩く愚痴が多い人であることも珍しくありません。
彼らエネルギーバンパイアは家の人間にエネルギーを吸われるので、家にいるだけで不満をためます。晩年ともなると子供も独り立ちをしていることも多く、エネルギーを吸う相手がいなくなります。
すると、エネルギーバンパイアは近隣住民の弱い立場の人に攻撃が向けられます。彼らに関わってしまうと徹底的にエネルギーを吸われてしまうでしょう。
そんなことになれば、自分の人生や生活に大きな陰が差すことになりかねません。そのような事態を避けるには、親しくするかどうかよく見極めることです。
心を開いて親睦を深めることは悪いことではありませんが、相手の素性を知ってから賢くご近所付き合いをするのも平和な生活を送るためには必要な自己防衛策です。
エネルギーバンパイアの夫婦がうまくやっていくには?
一つ屋根の下で暮らす夫婦がうまくやっていくには、まず自分を守ることを一番に考えましょう。感情的になったり、真面目に対応すると相手の術中にはまってしまいます。
怒らせようとしてきても心の中だけで怒るようにします。嫌味なことを言ってきても調子の良い軽口で対応しましょう。
家庭内暴力が場合は今すぐに家から逃げてください。我慢する必要はありません。
逃げられない場合は警察や相談所に駆け込んでください。自分の人生を一番に守ることを優先しましょう。
エネルギーを奪われていると自分の意志が弱くなりがちです。
「夫婦だから頑張らなくちゃいけないんだ」
「自分が至らないからいけないんだ」
夫婦だからという理由を言い訳に自分の人生を投げ出しても解決には至りません。夫婦で幸せを望むならあなたが動かなければならないのです。