英語の苦手なビジネスマン必見です。TOEICで軽く500点を超える勉強法をご紹介します。。単語の覚え方、文法、リスニング、リーディングの効率的な勉強法を伝授します。
TOEIC500点を突破するための英単語勉強法
TOEICで500点の壁を突破するには、まず英単語を覚えることが欠かせません。リスニングもリーディングも、単語を知らなければ解きようがないからです。
ここでは、英単語を効率的に暗記するための勉強法をご紹介します。
まず、英単語は例文といっしょに覚えるようにしましょう。「例文まで読むのは大変そう」と思えるかもしれませんが、むしろ逆です。色々な情報を関連させて覚えることで、一度暗記した英単語を忘れにくくなります。
単語を覚える時には、かならず音読するようにしましょう。最低でも10回は口に出して発音してみます。できれば例文も何回か音読してください。
単語と覚える時は、一度暗記しただけで終わりにしないでください。何回か繰り返し学習することで、記憶を定着させることが大切です。
具体的には、数日分の英単語の復習から学習をスタートさせるのがおすすめの勉強法です。たとえば前日に10個の単語を暗記していたら、当日はその10個の単語の意味を確認するところから始めます。記憶があいまいな単語はまた10回ほど音読して覚えなおしましょう。
それが済んだら新たに10個の英単語を暗記し、翌日は今日覚えた10個の単語を確認するところから始めます。このサイクルをずっと継続していくのです。これが王道の英単語勉強法です。
TOEIC500点ぐらいですと、単語を覚えればそれがすぐ点数に反映されます。ですから、自分の力が伸びていることが実感できてやりがいもあるはずです。
TOEIC500点を突破するための英文法勉強法
「TOEICで500点を超えるためには、どうやって英文法を学習したらよいのでしょうか?」
ここではそんな疑問にお答えして、英文法の効率的な勉強法について解説します。
TOEICのパート5は短文穴埋めの文法問題で、初心者でも解きやすいパートです。ここで着実に点を取れるようにしましょう。
英文法の勉強法でまず気をつけてほしいのは、文法書を読まないようにすることです。文法書から入ると、退屈でほぼ確実に挫折してしまうからです。
ですから、いきなり文法の問題集から入ってしまいましょう。そこで苦手な文法分野が見つかったときに、その分野だけ文法書で確認するというのは有効です。最初から文法書を読もうとするのは間違った勉強法なので、注意してください。
おすすめの問題集は『1駅1題 新TOEIC TEST文法特急』です。新書サイズのコンパクトな本で、手軽に学習できます。
この問題集を何度も解き、文法の理解を深めていきましょう。TOEIC500点でしたら、この1冊を徹底的に学習するだけで十分です。何冊もの問題集に手を出すのではなく、一冊の良書をなんども繰り返すのが効果的な勉強法です。
間違えた個所や苦手な個所にはチェックマークをつけておいて、後で音読します。文法を意識しながら、例文を暗記してしまうぐらいの勢いで音読してください。着実に文法知識が身についていくはずです。
TOEIC500点を突破するためのリスニング勉強法
TOEIC500点を超えるには、どのようにリスニングの学習をすればよいのでしょうか?このような疑問をお持ちの方のために、効率的なリスニング勉強法を紹介します。
TOEICのリスニングパートは4つからなります。パート1は写真描写問題、パート2は短文応答問題、そしてパート3とパート4は長文聞き取り問題です。
500点を目指す段階の人は、まずパート1とパート2の問題を確実にとけるように訓練しましょう。パート3とパート4は簡単な問題にだけ答えられれば大丈夫です。
おすすめの参考書は『新形式問題対応 改訂版 CD2枚付 世界一わかりやすい TOEICテストの授業(Part 1‐4 リスニング)』です。この1冊をくりかえし学習してみてください。
学習のポイントは、音読をすること。音読とリスニングになんの関係があるのかと思うかもしれませんが、実はテキストを音読していると聞き取りの力もアップします。
できれば英語の音声といっしょに音読してみましょう。勉強し終わったリスニング教材の文章からちょうどいいレベルのものを選び、聞こえてくる音声といっしょに音読します。これはシャドウイングという、もっとも効果的なリスニング勉強法です。
この方法でリスニング力を伸ばし、難しくない問題を落とさず正解できるようになれば、500点の壁はかならず突破できます。
TOEIC500点を突破するためのリーディング勉強法
「TOEIC500点を超えるためには、どのようにリーディングを学習すればいいのでしょうか?」
ここではその疑問にお答えして、効果的なリーディング勉強法をお伝えします。
TOEICのリーディングはその分量の多さで有名です。900点前後のハイスコアを記録するような受験者でさえ、実はたいてい最後まで解き終りません。
ですから全部の問題を解かなくちゃいけないといった気負いは捨てるようにしましょう。簡単な問題だけに集中すれば大丈夫です。
TOEICのリーディングはパート5の短文穴埋め問題、パート6の長文穴埋め問題、パート7の長文読解問題から構成されています。
500点を突破するためにはパート5とパート6、それからパート7の最初のほうの問題に集中しましょう。パート7の中盤以降は分量が圧倒的に増えるので、とりあえずは無視します。
長文の読解力をつけるのにおすすめの参考書は『新TOEICTEST 初心者特急 読解編』。易しめの文章が収録された、初心者向けのテキストです。これを繰り返し読んで、まずは英語長文への抵抗感をなくしていきましょう。
読み終わった文章は音読してみてください。すでに理解した文章をなんども音読すること。これが読解力を伸ばすための効果的な勉強法です。
TOEICはスピードが要求される試験ですが、この段階ではまだ焦らなくても大丈夫です。文章をしっかり読み、確実に理解できるようにしましょう。そうすれば500点突破は難しくありません。
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