エイブラハムについて説明します。エイブラハムの瞑想のやり方と効果について、恋愛の引き寄せ法則について書いてみます。
エイブラハムとは?
エイブラハムとは、アメリカに暮らすエスター ヒックス(1948-現在)・ジェリー ヒックス(1924-2011)夫妻を通じ、3次元で暮らす私たちが幸せになるためのメッセージを伝える、非物質的な存在体のことです。
その幸せになるためのメッセージというのが、いわゆる「引き寄せの法則」と言われているものです。
「引き寄せの法則」とは、一言でまとめると「その人の感情がその人の現実を創造する(引き寄せる)」という理論の法則です。
このことから分かるように、エイブラハムは「感情」をとても重要なものであると位置づけており、一環して「あなたが良い気分でいること以上に大切なことは何もない」というメッセージを伝え続けています。
エイブラハムは、仕事で成功する方法・理想のパートナーを見つける方法・夢を叶える方法など「幸せになるための方法」を沢山伝えてくれていますが、極論、全て「良い気分でいればいい」としか言っていません。
ただ、私たちはその時々の状況によって「良い気分」になることが難しいこともあります。
ですから、エイブラハムは手を変え品を変え、様々なケースを通じてその人が簡単に「今よりも良い気分になれる方法」を教えてくれているのです。
エイブラハムが言う「あなたが良い気分でいること以上に大切なことは何もない」というメッセージが「肌に合う」と思った方は、ぜひ一度「引き寄せの法則:エイブラハムとの対話」を読んでみてください。
自分が今どんな悩みの中に置かれていても、必ず一筋の光が見えてくるはずです。
エイブラハムの瞑想、おすすめのやり方や効果について
エイブラハムや引き寄せの法則を知った多くの人が、エイブラハムの瞑想を実践しています。
なぜならエイブラハムの瞑想には、夢を叶える効果があるからです。
「瞑想」というと少し難しそうなイメージを持ってしまうかもしれませんが、エイブラハムの瞑想は、エイブラハムの言葉で誘導瞑想してくれる音声を「聞くだけ」で良い、とても簡単なものです。
エイブラハムの瞑想は、「人生全般」「お金」「健康」「人間関係」の4つのセクションに分かれており、1つのセクションは約14分ほどです。
全て聞いても良いですし、その日の気分でどれか1つを聞いても良いのです。
音声は「引き寄せの法則 瞑想CDブック」で売られていますが、現在はyoutubeで全て無料公開されていますので必ずしもCDを購入する必要はありません。
私のおすすめのやり方は、寝る前に耳横でエイブラハムの瞑想音声(ノーカット版)を流し、そのまま寝落ちしてしまう方法です。
瞑想CDブックには「正しいやり方」とされている方法が載っていますので、それを参考にするのも良いでしょう。
ただ、結局、瞑想は続かなければ意味がないので、あまり「やり方」に囚われず、自分が一番落ち着いて聞ける時間に聞けば良いのではないかと私は考えています。
ちなみに私はこの5ヶ月間、毎日のようにエイブラハムの瞑想を聞いています。
正直なところ、絶対叶えたい夢があってエイブラハムの瞑想を始めたわけではないので、この瞑想のおかげで夢が叶ったとは断言できません。
ただ、エイブラハムの瞑想によって、未来への不安がほとんどなくなり「これから私の人生に何が起こるのか楽しみ」と思えるようになったので、十分に効果があったと思えています。
叶えたい夢がある方はもちろんのこと、特に目的はないけれど現状に辟易している方も、無料で出来ることですので、試しに1ヶ月エイブラハムの瞑想を試してみてはいかがでしょうか。
エイブラハムが教える「引き寄せの法則」とは?どうやって使うの?
エイブラハムが教える「引き寄せの法則」とは、「自分自身と似ているものを引き寄せる」という法則です(参考文献:「超訳 引き寄せの法則 エイブラハムとの対話 エスターヒックス・ジェリーヒックス著 奥平亜美衣訳」より)。
日本人の感覚で言うと「類は友を呼ぶ」という言葉が一番近しい表現かもしれません。
エイブラハムによれば、その人の現実は全てその人の「思考」が引き寄せたものです。
極端な例で言うと、「幸せな現実は幸せな思考が引き寄せたもの」であり、「悲しい現実は悲しい思考が引き寄せたもの」です。
ですから自分の思考次第で、恋愛成就や仕事での成功など、いくらでも望む現実を引き寄せることができるというわけです。
そのため「引き寄せの法則」を知った人はまず、自分の思考コントロールしようとすることが多いです。
しかしこのやり方は大抵、上手くいきません。
なぜなら、自分が望んでいることへの「思い」が強ければ強いほど、「本当に望む現実が引き寄せられるのかな?」という疑いの思考が同時に出てきて、結果的に「上手く引き寄せられなかった」となりがちだからです。
ですから思考をコントロールするようなやり方で「引き寄せの法則」を使うことは避けた方が無難です。
少し話は変わりますが、エイブラハムは「引き寄せの法則」において一番大切なことは「良い気分でいること」だと言っています。
良い気分でいることで、自然と思考はポジティブなものになり、結果として思考をコントロールしなくても幸せな現実が引き寄せられてくるからです。
そのため私は、「自分が良い気分でいられることに集中する」というやり方でエイブラハムの「引き寄せの法則」を使うことをおすすめします。
良い気分でいられるコツは、心のままに生きることです。
「心のままに生きる」と聞くと少し大事のように感じられてしまうかもしれませんが、日常の些細なことから実践できます。
例えば、よく行くカフェに入ったとします。そのカフェで「どこに座るのか」「何を注文するのか」を徹底的に自分の心の声に耳を傾けて選んでください。
これが「心のままに生きる」ということです。
また、例えば、前々から約束していた友人との約束が当日になって「どうしても行きたくない」と心の声が言ったら、ちゃんと謝罪した上で断ってください。
これも「心のままに生きる」ということです。
つまり、「心のままに生きる」とは自分をごまかさない生き方をするということです。
この生き方は、魂を喜ばせあなたを本当の意味で「良い気分」にさせてくれます(なお、こういった日常生活での実践については「マンガでわかる 幸せの教科書 Happy著」を読むことをおすすめします)。
意外に思われるかもしれませんが、エイブラハムはこのような日々の「良い気分」の積み重ねが、望んでいた現実やそれ以上のものを引き寄せると言っています。
ですから、何か夢がある人もそうでない人も、今この瞬間から「心のままに生きる」という方法で、幸せな現実を引き寄せていきませんか。
恋愛に悩んでばかりいた私にエイブラハムが教えてくれたこと
思えば私はいつも恋愛に悩んでいました。
彼氏がいない時は「どうやったら彼氏ができるのか」と悩み、彼氏が出来たら「彼にもっと気に入ってもらえるにはどうしたら良いのか」と悩んでいました。
そんな私ですが、ある日たまたま見つけた動画で、エイブラハムが恋愛に悩む若者に対し「恋愛においても、自分自身との調和を保つことが大切」と言っているのを聴いて、それまでとは比べ物にならないほど、恋愛に対して悩むことが少なくなりました。
そして、肩の荷が降りた感じがしました。
なぜなら、「もう相手を変えようと頑張らなくても良いんだ」ということがやっと腑に落ちたからです。
そもそも全ての恋愛の悩みは「相手を思い通りにできる」という錯覚が引き起こしていた
のかもしれません。
巷には「意中の彼を落とす方法」や「彼氏にプロポーズさせる方法」などといった恋愛のハウツー本が沢山溢れています。
確かにそれらの本に書いてある内容を忠実に実践すれば、「相手を思い通りに動かす」ことは出来るかもしれません。
しかし、そうして恋愛相手の一挙一動に振り回されていては、永遠に「恋愛の苦しみ」からは逃れられないのではないでしょうか。
そう考えると、エイブラハムが「自分自身との調和が大切」というのは、納得がいきます。
では「自分自身と調和している」というのは、どのような状態を指すのでしょうか。
人によって「調和している」と思える感覚は異なると思いますが、エイブラハムの言葉をかりて言うならば「良い気分の状態」が自分自身と調和している状態だと言えるでしょう。
ですから私は、これまで「彼」に向けていた意識を全て自分に向け、自分が常に良い気分でいられることを意識することにしました。
そうしているうちに私は彼との関係性ではなく自分自身に変化が起こりました。
自分がこの人生をかけてやりたいと思えることが見つかり、自然と恋愛について悩むことがなくなったのです。
もちろん、その「やりたいこと」をやっている時はいつだって「良い気分」でいられます。
元よりエイブラハムは「良い気分でいることが理想の人間関係を引き寄せる」と言っていますので、私自身がこの調子でいれば、恋愛を含めた全ての人間関係が円満にいくのだろうと安心しきっています。
今、恋愛の相手がいようといまいと、恋愛に悩んでいる女性がまずやるべきことは「自分自身と調和すること」でしょう。
そうすれば頑張って行動を起こさなくても、自然に良い出会いに恵まれたり、今の彼と最高に心地の良い関係性が築けたりするはずだと確信しています。