夏休み中は頑張りすぎないことを頑張ろう!
【子供が夏休みにとうとう突入した…。】
これは読む人が読めばホラーに見えるでしょう。それぐらい母親が抱える負担というものは大きいものなのです。
炊事洗濯、掃除に子供の世話でも大変なのに、さらにパートなどで働きに出ていたりしたら、絶対に完璧にすることは不可能です。
そんなことになったら夏休み中の母親の労働時間と負荷は測り知れないものです。
『夏休み中は意識して頑張らないことを頑張ってください』
ここのサイトに辿り着いたあなたは今とても疲れています。自分に厳しくして頑張りすぎてしまったからです。
「そんなことない!周りのお母さんはもっとちゃんとしている!」と考えてしまう気持ちも良く分かります。しかし、その人と同じ程度にできることが正義ではないのです。
その人にはその人の出来る範囲があって、その人と同じことが出来たとしても、疲れ切って心が消耗している貴方の姿を見て、家族は胸が痛くなるのはないでしょうか?
疲れが原因で当たり散らして、家族の仲が悪くなったらその頑張りは逆行していることになるのです。あなたが全ての重荷を背負ったからといって、全てがうまく行くわけではありません。出来ない自分でも、そんなに悪くないのです。
『あえてやらない自分を許しましょう。』
手を抜けるのは仕事ができる証拠と言いますが、ちゃんと全てを完璧にするより実は難しいことなのです。自分がどの程度のキャパシティーがあるかを認識して、頑張らないことを頑張りましょう。
子供はお膳立てしなくても勝手に育つ!
【何度言っても、子供が夏休みの宿題をしない。】
もしこんな悩みを抱えていたとします。しかし勉強する環境を整えることは親の義務ですが、勉強をさせることは義務ではありません。
何度か言って宿題をしないのなら、やらない選択したことにより、夏休み後どのようなことが待っているかを学習するときなのです。
そこで恥ずかしい思いをすることによって、やっと学習することが出来ることなのかもしれません。
親の責任を放棄しているように感じますが、自分の責任を自分で取らせることを学習していくのは必要なことなのです。
また、昼食でも適当に作っていたら子供に「もっとちゃんとしたのが食べたい!他のお家はいいな」と言われたとします。
そしたら「ちゃんと作ってもいいけど、大変だから片付けは手伝ってくれる?」と甘えてもいいのです。子供が自ら動いてくれるようになったら、それは大きな学習です。
完璧なお母さんじゃなくても、子供は学習できるのです。『子供はお膳立てしなくても勝手に育つ』ということです。
ヒステリックになっても誰も理解はしてくれない。
悲しいかな母の頑張りは見えにくいものなのです。
私の幼少時代、母親がことあるごとに癇癪(かんしゃく)をおこして「こんなに頑張っているのに!」と言っていたのを側で聞いていました。
子供ながらに感じたのは『お母さんだから当たり前じゃないの?』という冷たい感情です。癇癪を起こしたくなる気持ちには、寄り添えなかったことをよく覚えています。
それぐらい感情でぶつかっても理解は得られないものなのです。とても忙しくて、パニックになりそうな時はそっとそのタスクから手を離してみてください。
当たり前のことがなかなか出来なくて、ダラっとしているけど穏やかな方が家庭の平和は保たれます。無理をしても、誰もわかってくれないので適度にダメな自分になりましょう。
母親が出来ない分、子供が成長してくれることもあります。完璧だけが全てではありません。
夏休み中は外出してもらおう!
夏休み中に子供の面倒を見続ける必要はありません。
もし、世話に疲れきってしまう可能性があるなら、外に出てもらいましょう!
お母さんにも余裕ができて、子供は様々な経験を積むことができるので一石二鳥です。家で引きこもってダラダラとゲームをするよりは有意義な時間を使えることでしょう。
ママ友ネットワーク
同じ年代の子供を持ったママ友は強い味方です。お互い持ちつ持たれつしながら、家を行き来きしてもらったりして助け合いましょう。
実家に預ける
実家が子供を預けるのにウエルカムな体勢だったらこれを利用しない手はないでしょう。それぞれに特しかないので頼ることは悪くないです。
塾や習い事をさせる
夏の短期集中講座など、夏期講習に力を入れている塾は多く存在します。自習室もあったりするので、そこで学習する習慣ができてくれれば親として嬉しいことはないでしょう。勉強以外でも様々な習い事があります。夏休みをきっかけに始めてみるのもいい機会かも知れません。
サマーキャンプや留学
この夏休みを利用して、日常では味わえない経験を積んでもらうのもいいかも知れません。サマーキャンプは短期から長期もありますし、とてもいい経験になります。留学は値が張ってしまいますが、異文化をしることは今後の人生でもいいでしょう。子供が小さい場合は親子留学もあるので、探して見ても面白いかも知れません。
この夏を乗り切ればすぐに2学期が始まります。子供を持つお母さんは頑張りすぎないことを頑張りましょう!