相続した土地を売却するために、不動産会社と一般媒介契約を結びました。
ネットに土地の情報を公開して貰いました。
土地の販売開始です!!
▼前回記事
そんな時、大きな問題が浮上しました。
土地の宣伝と同時に、
【確定測量】
を開始しましたが、
なんと、
「確定測量ができないかも知れない」という問題点が浮上しました。
確定測量とは隣地との境を明確にする作業です。
ある程度の広さの土地ですし、
確定測量ができないと、
土地の価値が下がったり、
なかなか買い手がつかなかったり、
下手したら売れないことも……、
初めての土地売却は、
いきなり、
「黄色信号」
となりました。
確定測量とは?
不動産(土地を含む場合)を売却する時は、隣地との境界の問題が出て来ます。
確定測量とは、土地の所有者だけでなく、隣地の所有者や測量士、土地家屋調査士などが立会い、行政の図面を基に土地の境界を全て正式に測量することです。最も正式なものです。現況測量とは違います。
▼参考にした記事
>>確定測量にかかる費用は?流れは?期間は?
相続した我が土地の場合は、どういう状況だったか?
私が相続した土地の場合、父は確定測量をせずに、土地を購入したようです。また、土地を購入して20年以上経ちますが、途中、確定測量をすることはなかったようです。
奥地が区画整理事業などの対象になっており、また、片側のお隣は分譲住宅として、新しいお家が立っています。
なので、片側の土地と奥の土地は、確定測量をしているにも関わらず、父は確定測量をしていません。
(私は詳しい事情を知りません。その理由を何も聞いていません。)
ベテランの測量士さんは、
「きっと、お父さんは何らかの事情があって、確定測量をできなかったのではないですか?」
「考えられるのは隣人との不仲とか、連絡が取れなかったとか、ですかね?」
と言っています。
「隣人との不仲?」
そんな話を聞いたことはありません。
「連絡が取れない?」
もしかして、
相続した土地の片側には古い一軒家が建っていて、空家になっています。
「これが原因かも?」
と思いました。
空家だと、
持ち主を探して、測量に立ち会ってもらうのが難しくなります。
普通の健康状態なら良いですが。
持ち主が老人ホームに入っていて寝たきりだったり、
痴呆症だったりすると大問題です。
また、相続が発生していて、
複数の方が相続していれば、
すべて追わないとなりません。
大ピンチです。
もし、確定測量ができないと、
すわなち、その土地を分譲して販売することもできなくなるので、
買ってくれる業者も減ってしまいます。
すなわち、土地の価値が大きく下がります。
相続した土地を長く持って、
気長に隣人を探すわけにも行きません。
揉めに揉めた相続なので、
私だけでなく関係者も早急に処理したいと考えています。
果たして、私の土地の確定測量ができない問題は、どうなるのでしょうか?
結果が出次第、また、ご報告させていただきます。
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初めての土地売却【3】確定測量の見通しが立たないままの契約
契約書にサインをして、手付金を受け取りました。ちょっと明るいニュースも!!