先日、テレビ番組で世界遺産の虎跳峡が紹介されていました。
「虎跳峡へ行ってみたい♪」
と思った方必見です。
虎跳峡について簡潔にまとめてみました。
虎跳峡への行き方、見所、トレッキング、ツアーに関する情報です。
虎跳峡の見所
虎跳峡は世界遺産です。
正確に言えば、世界遺産「雲南保護地域の三江併流群」の登録地域に含まれます。
虎跳峡は、上流から上虎跳、中虎跳、下虎跳の3つのエリアに分かれます。
上虎跳が最も上流で川幅はわずか30mで、両岸に断崖絶壁が切り立ち、雄大さと険しさを感じさせます。
一頭の虎がこの峡谷を飛び越えたという伝説からその名が付けられました。川の中には、虎が跳んで川を渡ったときに踏み台にした『虎跳石』があります。
また、虎跳峡は、中国国内の50%、世界でも25%の動物が生息し、絶滅危惧種も含め6000種以上の植物が自生する自然の宝庫です。
東側に海抜5596mの玉龍雪山、西側に海抜5396mの哈巴雪山がそびえます。峡谷の高低差は3900mに達し、世界で最も深い峡谷の一つです。まさに秘境です。
さて、虎跳峡の行くにはどんなルートがあるのでしょうか?
虎跳峡の行き方
虎跳峡へアクセスするには、いくつかのルートがあります。最もオーソドックスなのが、日本から飛行機の乗り継ぎで麗江(レイコウ)へアクセスします。そこからバスで【橋頭】へ行く方法です。
麗江⇒虎跳峡への行き方
まず、麗江まで行きます。
香格里拉(シャングリラ)行きのバスに乗り【橋頭】で下車します。
香格里拉行きのバスは1日に何本も出ています。7時~17時台は約40分おきに運行しています。
橋頭から徒歩5分位のところに虎跳峡トレッキングの入口ゲートがあります。
※(所要時間と料金)
麗江→橋頭まで2時間~3時間 約40元/人
また、麗江から虎跳峡へ行くには、ツアーを利用する方法があります。慣れない方は、ツアーを利用するのも一つの選択です。
日本から麗江へ行く方法
日本から麗江への飛行機の直行便はありません。どこかの空港で乗り継ぐことになります。乗り継ぎをする都市は、広州、上海、成都、武漢、昆明などです。
羽田⇒広州で4時間、広州⇒麗江で3時間の飛行となります。宿泊を伴う乗り継ぎとなってしまう場合が多いようです。
虎跳峡へのその他のアクセス方法
麗江から「虎跳峡」の日帰りツアーに参加するのも良いと思います。値段交渉して、乗り合いタクシーを利用する方法もありますが、日帰りなら、帰りの交通手段も考えて、現地の虎跳峡ツアーの利用する方法のばベターかも!
トレッキング
虎跳峡には、約24キロメートルのトレッキングルートが整備されています。玉龍雪山の峰々を横目に眺めつつ、ルートも1本道で非常にわかりやすく、6~8時間のコースとなります。
トレッキングのスタートは、国道214号線沿いにある街の「橋頭」です
橋頭でバスを降りたら「虎跳峡景区」を目指します。橋の周辺に大きな道路標識があるので、それを目印にすれば迷いません。
国道214号線から1本脇道に入ると、香格里拉虎跳峡景区遊客中心(ビジターセンター)があります。ここで入園料を支払し、地図を貰います。トレッキングのスタートです。
地図をもらいましょう。目の前の売店で飲物や軽食を購入し準備運動を済ませたら、標識と地図を頼りに歩き始めます。
トレッキングルートには、アップダウンの厳しい所がありますが、比較的緩やかな道が続きます。(標高差は800m前後)
橋頭を早朝に出発すれば、夕方には中虎跳に到着します。途中、4~5つの小さな村があり、少数民族のナシ族が営むゲストハウスが充実しています。
ツアー
インターネットで虎跳峡のツアーを検索してみました。
麗江虎跳峡トレッキングとシャングリラ観光のツアーがありますね。
始めて行くなら、ツアーを利用するのも無難かも知れませんね。トレッキングに加え、神秘的なシャングリラ、チベット村の文化も楽しめます。
まとめ
虎跳峡のトレッキングは、虎跳峡を眼下にしならが、玉龍雪山と哈巴雪山などの中国雲南省の美しくも険しい山々が織り成す大自然を見ながら、自然遺産の中をトレッキングする旅です。秘境の雄大さを満喫することができます。自然のパワーを体感すれば、新しい何かにも気付けそうですね♪
ワンポイント
虎跳峡へは山道を走ります。車酔いする人は酔い止めを持って行った方が良いようです。運転は日本よりも荒いとか?
また、「虎跳峡」への観光は、峡谷への上り下りがありますので、スニーカーなどの動きやすい靴が必要です。